ようこそおかえり。京都高校30回生のホームページへ

当サイトウエブマスターのホームページ作りの原点、子供の遊びの情報サイト「ブゼンキッズ」。文部科学省の子どもセンタープロジェクト終了とともに閉鎖したがもう何年になるだろう。今でも「ブゼンキッズ」で検索する多くのサイトがヒットしてくる。今再び私達の孫と遊びたい場所や遊びの情報をあげてみます。

ブゼンキッズ一押し登山ハイクスポット
飯盛ヶ城360度パノラマ

おすすめっ!
やまなみハイウエイに面した由布登山口(バス停:亀の井バス0977-84-3145)の正面にそびえる由布岳1584m。これはこれで登山の目標としてはガッツなものだが、その左隣に美しくそびえる草原状の山「飯盛ヶ城(いもりがじょう)」をお忘れ無く。高さ1080mと充分高く、木が無いため登った頂上は360度の大パノラマだ。ガレ石場がないので君達にも登りやすい。ブゼンキッズは君達の登山ハイクコースとしてはナンバー1だとおすすめしちゃうな。

登山口のトイレで用を足し、服装を整えて、水などを持ち、登山口の登山者名簿に名前を書き込んだら出発だ。飯盛ヶ城へのルートは二つある。夏の季節のハイキングには木陰が多く変化に富んだ合野越(ごうやごし)経由の森林ルートがおすすめです。行きは森林ルート、帰りは直接下山の草原ルートがより楽しいでしょう。
直接登山草原ルート
合野越経由森林ルート
登山口の階段を上ったらすぐ左に脇道に入れる。看板がないから通り過ぎないように気をつけて。
登山口からまっすぐ由布岳に向かって草原の道を歩こう。ちょっと上り坂でもう足がきつくなってきたぞ。
意外と舗装してある道に出たり、下って沢を渡ったり楽しい道だよ。正面に目標の飯盛ヶ城が美しくそびえています。
森の中の道を歩いていくと由布高原園地に。入り口には牛よけのさくがあって、扉をしめてねと書いています。牛がいるんかい。
遠くから見ると美しく柔らかそうな草原だが、じっさいには背の低い笹(ささ)がびっしり生えていて歩きにくいし気持ちよくもないんだ。
高原園地には野外活動や休憩の施設、そして最後のトイレがあります。ところで山には水溶性のちり紙を持っていこう。(ティッシュはダメ)
パラパラと生えている木は柏(かしわ)の木。柏餅の葉っぱをとる木だ。コメツキムシとかテントウ虫が一杯とまっているぞ。
道はずっと森の間を縫っていきます。通りがかる人達と「こんにちわー」と声をかわします。登り道の苦しさの気がまぎれるね。
登はじめからずうーっと同じような景色で目標の頂上が見えてるというのは、実はきついかも。森林ルートの方が気が紛れて良いみたいよ。
ぱあっといきなり道が開けました。看板を見ると、おおっ、ここが「合野越」の広場か。湯布院市街地から登ってきた道と合流します。
上から振り返ると草すべりに持ってこいの角度と草原のように見えるが、実は石ころがごろごろしてる。火山性の岩なんだろうな。
合野越から見る飯盛ヶ城。登山口から見るそれと違ってさらに鋭角的で美しい山です。でもここから一旦下って登るのは損した感じ!
頂上間近から振り返ると一本の道がうねうねと続いている。草原きれいだなあ。この草原を保つのも野焼きなどの努力があること忘れずに。
合野越から飯盛ヶ城に行く人は少ないのかなあ、「岳本方面」の看板を信じて獣道みたいな登山道に踏み込みます。絶対長袖と帽子が必要だ。

いよいよ飯盛ヶ城頂上にアタック!
頂上を越えればその向こうに素晴らしい喜びがある。最後のアプローチは草原にはさまれた尾根を歩きます。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のラストシーンを思い出して、思わずドレミの歌を。結構角度が高くて空中にいるっと言う高低差を感じてちょっとこわいぞ。
山の上は結構風が強い。寒いから長袖をちゃんと持っていこうね。由布岳の上は霧で何も見えないがこちらは視界良好だ。
頂上は直径20m程の丸い広場になっています。ここは火山の噴火口跡だったんだと想像できます。周囲はガケって程じゃ無いが急坂だから気をつけて。
中央にはケルンがあり「飯盛ヶ城」の看板が立ってたぞ。もちろん自分達が来た記念に一つ石を積んでみてね。って回りに無いんだな、これが。
頂上から見下ろす湯布院の街。朝は底霧といって街は霧に隠される。さて、もちろん全周囲とも素晴らしい眺め。是非君も登ってみよう。おすすめするぜ。

■ちゃんと靴下をはいて、登山靴(靴裏のしっかりした運動靴でもいいけどね)をはいていこう。
■子どもだけの登山はダメ。大人の人と一緒にね。バラバラにならないように気をつけて。
■飯盛ヶ城の頂上では携帯電話は良好に使用できました。



all right reserved/T. Takita