求菩提山ふもとの渓流

	■ 求菩提キャンプ場・求菩提資料館前大規模を誇る豊前市営求菩提キャンプ場・求菩提資料館の入り口の向かいです。大きな岩の回りは深くなっており低学年の水泳には十分な深さがあります。下流部は滝になっているので増水時、特に浮き輪を使っている幼児には気をつけよう。漫画みたいな事になってしまう。
	求菩提登山口のバス停から１００メートルくらいの便利さですがあたりは静かな山里です。手近に山里を満喫できるのは豊前に住む喜びでしょう。ちょっと上流はせせらぎになっています。タモ網でも持っていくと小魚や昆虫もいます。でも捕まえて観察したらそっと逃がそうね。求菩提キャンプ場に遊びに来て昼間はここで水遊びを楽しむのがよろしいかな。でもキャンプ場は丘の上だから泳いだ後サンダルで登るのは大変です。しっかりした靴も持ってきておいて、足が乾いたら履き替えて登ろう。

■ 枝川内の渓流
岩岳川の犬ヶ岳側支流の源流につながる渓流です。求菩提登山道の途中から入っていく道がありますが、わかりやすいのは温泉（卜仙の郷・ぼくせんのさと）を２キロほど登ると、広域基幹林道という立派な林道の入り口があります。岩岳川をまたぐ弁慶と義経がいそうな立派な橋でその林道は始まるのですぐわかるよ。林道なので「どこに行くんだろう」と不安になるけど４キロほど行くと、ここで御紹介する渓流と交差します。橋のたもとに車を止めて川へおりてみて下さい。歩きやすい道がありますから大丈夫。川を守る為車では絶対おりないように。


「もののけ姫」の映画を知っていますか？　あれの雰囲気ですよ、ここは。林道の橋をおりたところから見上げると何も無いように見えるけれど５分ほど探検しながら歩いて行くとダムがあります。ダムは一見すると登れないように見えますが上流に向かって右手の土手から安全に登る事ができます。ダムの壁の上に立つと、おおすばらしい！神秘の水が豊かにたたえられています。山の水は冷たいが真夏なら楽しく水遊びが出来るでしょう。岩は大きく歩きやすいのでカカトのあるものならサンダルでも池にたどり着けますよ。でも理想は靴で池まで行ってサンダルにはきかえるのがいいですね。初夏にはホタルが乱舞しますし、春は新緑、秋は紅葉、冬は冬で雪の探検と年中無料で最高に楽しめるスポットです。林道沿いにそのほかの渓流を発見するのもいいですね。追伸：７月９日にブゼンキッズの子ども達とホントに泳ぎに行きましたが、水が冷たすぎでダメですね。根性でシュノーケルを持って泳ぎましたが１０分が限界。それに深いから子どもには向きませんので水泳にはお奨め出来ません。スイカを冷やすにはいいか。でも透明な水にヤマメとか清流に住む魚が多くいてきれいでした。

■ 渓流歩きにはちゃんと靴下をはいて、頑丈な靴をはいていこう。
■ 水に浸かってしまうこともある。下着も含めて着替えを持っていこう。
■ 大人の人と一緒にね。そして勝手な行動はだめ。大人の人の言う指示を守ろう。
■ 貴重な植物や動物、魚が多いよ。見つけても触らずよく観察するだけにしよう。
■ 帰り道には、近くの温泉であたたまって、さっぱりしてお帰り下さい。

渓流の自然を守る為、ゴミは持って帰ろう！食べ物は水筒と紙につつんだおにぎりだけでいいぞ！