岸から水の中をのぞくと、緑色の雲みたいに見える青のり。2月の水は冷たいから長い竹竿の道具で岸からからめ取って集めよう。 |
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大人の人は金属の松葉箒(まつばぼうき)でやるが、君達には重いし短すぎる。竹竿の先に金属ブラシを結びつけるのが基本の道具だ。 |
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ママからスチールウールたわしをもらって竹竿にはさむのもグッドだ。スパゲッティみたいにくるくるっとね。岩にもひっかからないぞ。 |
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とれたての青のりはもちろん濡れている。このままでは重いし、車で持って帰りにくいからざるで水を切ってバケツに入れてね。 |
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お家に帰ったら大きなたらいに水を一杯に張って、青のりを良く洗おう。川のゴミがついているからね。よく洗うと青のりの青さが一段と引き立ってきます。 |
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最後は丈夫なヒモや針金を日当たりの良いところに張って青のりをかけて干します。夜は家の中に取り込んでね。乾いたら密封容器に乾燥剤を入れて保存しとこう。 |
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二月の河原は風が強いし青のり採り作業をしていると手足が濡れます。手足がかじかんで動きが悪くなってころんだり、風邪を引いたりしないよう、長靴は当たり前だし、ゴム手袋をつけておこう。帰り道用の着替えは下着、靴、靴下も忘れずに。
それと青のりだって生きている。食べられる量だけ採って帰ろう。
できた干し青のりは友達にも分けてあげてみんなで春を味わうともっといいぞ。 |
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