●パスポート
御出張が決まった段階ですぐ残りの期限を確認して下さい。残りが1ヶ月以上ないと入国できない国もあります。肌身離さずお持ち戴けるバッグに入れて。残りの期日が6ヵ月以上ある事を御確認下さい。不足していれば迷わず再発行の作業を行って下さい。成田や羽田の空港のチェックインゲートでパスポートの期限切れが判明して、そのまま見送りだけする人も結構居られるのです。
●携帯電話
日本の携帯電話もGSMと乗り合いで海外で使えるようになってきました。AU/SOFTBANK/NTT-DOCOMOともにスイス・ドイツでは使用出来るようです。ただし、契約会社により接続料金が大きく違うので、スマホならキャリアの接続は「手動にする」(国内販売端末のデフォルト設定は自動になっています)を必ず行い、国内の契約会社で事前に情報を取り、ドイツ/スイスで接続する場合の無料(または格安)キャリアに手動で接続して下さい。
また、モバイルデータ通信やデータローミング機能をオフとして下さい。WIFIの無い環境でこれを行うと,1本のメールでも送受信すると「1日いくら」で課金され、帰国後びっくりなさることになります。WIFI接続環境でも不急のメール送受信は我慢しておいたほうがよいです。WIFIがつながっていないと機能しないメッセンジャーやスカイプはその点安心です。
ルーラマット社・ラウファー社等ではゲストの皆様には無料WIFI接続をサービスしています。
●WIFIルーター
イモトのWIFIでおなじみ、WIFIルーターは便利ですし、貴重な御仕事のメール一本を送受信出来たり、命に関わる情報を常時手に入れることも出来ます。海外のレンタカーでブルーツースで携帯とオーディオ接続すればニュースや日本の音楽も好きに聴けますし、Skeype等で御家族と無料で交信もできますので是非お持ちになるべきです。それも1日1GBとかけちけちせず、無制限のものをお持ちになるのが結果お安く付くようです。
●クレジットカード(VISA/MASTERを各一枚づつ以上, 合計2枚以上)
VISA/MASTERのクレジットカードを必ずお持ち下さい。
JCBはドイツ鉄道、EUROPCAR、ホリデイインホテルチェーン等使える所は増えてきていますが、欧州では頼らない方が無難でしょう。連銀カードなんかに負けず、頑張れJCB!なるべくJCBを出してみるようにしていますからね。
盗難時に備えて別々の所に複数枚をお持ちくださり、その上でスーツケース、財布等に分割してお持ち下さい。
クレジットカードが無いと言うのは欧州では泥棒並に思われると考えていただいたほうがあたっています。
●海外旅行者保険加入
空港で加入するもので良いので死亡時5000万円以上のものをお奨めします。携帯品の損傷にも有効です。
なおクレジットカードの「ゴールド」以上を所有の方は十分な海外旅行者保険が含まれていますので追加の購入は必要ありません。いや実際にルフトハンザに弊社員の荷物を無くされてしまいましたが、書類が揃って居たせいか保険会社の損保ジャパン日本興亜様の対応は実に丁寧で、無くした物は戻りませんが少し気が晴れました。
●現金
日本円を成田空港や羽田空港のみずほ銀行で行き先に合わせてユーロやスイスフランに交換して下さい。USドルやトラベラーズチェックにする必要はありません。チェックなどは今時使えないと言っても良いと思います。
弊社が予約する限りホテルやレストランでクレジットカードが使えます。出発時国内の空港で最低3万円、出来れば5万円分(緊急時タクシーでホテルまで帰り着ける程度)くらい両替をしておいてください。その上でカードと同様に幾つかに分けて隠しておいて下さい。
ドイツはトイレが有料の場合が多く、ホテル等でちょっとした時チップが必要ですので小銭を混ぜてもらうように。(Small Change pleaseと頼めばOKです) ピローチップは1ユーロで良いので枕の上に置いてあげましょう。
●海外用電源アダプター
ドイツは50Hz200ボルトで、豚の鼻みたいなコンセントです。
日本の電気量販店や意外に100円ショップでC型のアダプター(差し込む金属の部分が一番細いタイプ)を3つくらい購入されると便利です。一つ150円くらいなのですが、空港内の電気店で買うと不必要な全世界ユニバーサルタイプだとか言って不必要に嵩張って重く、壊れやすい3500円位もする品物を売りつけます。是非100円ショップで購入しておいて下さい。最近パソコンやカメラ、携帯電話などの電源を使う物が多いので予備も入れて3つ程購入されることをお勧めします。
またテーブルタップや、出来れば延長コードがあると非常に便利です。欧州の伝統的ホテルは日本に比べると極端にコンセントの数が少なく、信じられない位不便なところにありますのでデスクやベッドで機器を使うにはまずケーブルが届きません。延長コードは頼りになりますし、一度に携帯・カメラ、仕事用のICカードリーダー等の充電が出来ます。(C型アダプターとテーブルタップは画像御参照)
●写真・国際運転免許証
写真、パスポートのコピーは、お持ちであれば万一の事故・急病の時助かります。
レンタカーで移動することが多いので、国際運転免許証は取得して御持参下さい。国際運転免許証は期限が1年です。
●水着、ゴーグル、サンダル等
もちろん遊びに行くわけではありませんが、ドイツのホテルにはサウナやジャグジーが備えられている場合が多く、疲れる出張中の憩いの場となります。また弊社は健全ですので週末クアハウスに御案内することが多いので水着・ゴーグルは重宝します。ところでドイツはサウナは男女完全に混浴です。最初はちょっとどきっとしますがすぐに「これが自然なのだ」と慣れます。そういうわけで貧相なものは国の恥。
●予備ガーメントバッグ
何かと役に立ちます。サンプルなどを持ち帰るのにもグッド。買い物用エコバッグや風呂敷で結構です。
●ミネラルウオーター
ドイツは水が悪いと言われますので水道水はお飲みにならないほうが良いと言われます。が、別に不潔なわけではありません。河川が長いので水が硬水なので日本人にはなじみがないのです。
ドイツで普通レストランで出されるミネラルウオーターは炭酸ガス入りです。甘くないキリンレモンみたいなもので、慣れないと飲んでも飲んだ気がしません。
最近はガソリンスタンドがコンビニエンスストアのかわりになり、ガス無しのミネラルウオーターも販売しています。
水を買うときには、wasser ohne gas,bitte (ヴァッサー・オーネ・ガス、ビッテ=ガス無しの水を下さい)と注文してください。
なお、花王の回し者では決してないのですが、「ヘルシア緑茶」を数本お持ちになると、ちょっと喉が変というときにうがい薬として非常によく、ミネラルウオーターと割って御茶として飲用するのにも役に立ちますからお奨めです。
福寿園の伊右衛門の抹茶入り粉末緑茶をお持ちになると、ミネラルオータ-のペットボトルに少し入れて、ガッとシェークすると優しいお茶になります。お試し下さい。
●カーディガン(防寒衣類)
航空機のキャビンはとても冷えます。また夏の御出張でもドイツは肌寒いことがあります。8月に霙が降ったこともありました。
セーターかカーディガン(フリースが良い感じ)は必ずお持ちください。飛行機の中は冷えますので必ず機内にも持ち込むハンドバッグにカーディガンを入れておいてください。ドイツ行きの機内で冷えて風邪を引かれますと折角の重要な海外出張が台無しになります。実際にそのような例は多いのです。
日本が冬の季節ならますます防寒には手袋やマフラー等十二分に御注意下さい。真冬は零下20度近く、そして強風になることもあります。毛糸の手袋や帽子をお持ち下さい。不要な頭痛や発病を回避出来ます。
●履き物
路面が凍結していることも多いので、ティンバーランド等のトレッキングシューズをお奨めします。
ドイツの工場では、当局の指導により「安全靴」の使用が義務づけられています。
工場では安全靴をお持ちで無い場合、鉄製のつま先を守るプロテクタを付けていただきます。これが格好悪くて、重くて、歩きにくくて、良い靴なら痛まないか心配になりますので、出来れば御持参下さい。当地で購入しても30ユーロ位です。弊社ではルーラマット社では幾つか日本人に合いそうな安全シューズを買いおきしてお貸し出しの準備をしています。
●他にもお奨めのの
仕事用に100円ショップで買える程度のものでよいのでカップルーペ、油性マジック、巻き尺、作業手袋があると便利です。
爪切り・ナイフ(出来ればスイスの十徳ナイフ)・耳かき(欧州人は綿棒しか使わないので、日本式の耳かきは売ってません。無いと欲しくなるものなんです、これが)・デンタルフロス・耳栓、エア枕、スリッパ、抗生物質、抗生物質軟膏・風邪薬、頭痛薬、睡眠薬、バンドエイド、咳止め、虫刺され薬やかゆみ止め、下痢止め薬を。メガネの予備もお忘れなく。
ホテルは妙な音がしたりします。また時差ボケ解消にも睡眠導入剤を数錠お持ちになるのも良いでしょう。
その他は常備薬でOKですが、ドイツはビール無しに食事が進みませんし、一方なかなかトイレが見つからないことが多いので下痢止めは持っておきましょう。最近はマスクでしょうね。
●余計なお世話ですが
電車の移動時間やホテルの空き時間にスマホやiPodで音楽を楽しみたいのはお察ししますが、リラックスしすぎて眠ってしまって重要なアナウンスを聞きそびれたり、忘れ物をしたり、置き引き等の犯罪にあったりする可能性もあがります。なるべくイヤホンは御利用にならないようお奨めします。
なお、カナル型イヤホンを御利用の場合、結構ゴムのパットを無くしますからパットの予備をお持ち下さい。iPHONE式のゴムパットのないもののほうがいいでしょう。外部の音もわりに聞き取れるので上記のトラブルもやや低減されます。
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