京都高校制服/体操服等のリユースのページ
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2010年度常磐会テーマ



セーラー服スカーフの今昔
左のイラストは2010年3月現在京都高校2年に在学時の当ページウエブマスターの倅が、勉強もせずに描いた物です。陸上部なんですけどね。
まあ血は争えないもので愛想なんて全くないし、興味のある方向しか見ないし・・。でも何をカリカリ描いているかと思えば、2年生のクラスが解散記念会のテーマイラストだと。
(コンパというのかな高校生は・・? ジョイフルでやる、と千円札握って行きました。ジョイフルも迷惑だろうなあ。あ、私達も実行委の後、ジョイフルだったぜ!)
こういうときにおだてられて時間使って絵を描いて持ってく、っつうのもカナシーくらい親子だね。
子供達が乗っている虎の左前足の模様が「2−5」(2年5組)になっているところに御注目。

でもこの絵を30回生のページに掲載した理由はイラスト自体に対する興味ではありません。女の子のスカーフの表現なんです。襟の上から左右をぎゅっと強く惹きつけ胸元を縛る付けるように結んでいるのがわかりますか?
親父:「なんだ、これは?襟を跨いじゃって縛り付けてるじゃないか?」
息子:「え−、だって、今みんなこんな風に結んでるし」。
うそだろ?そんなカッコ悪いこと・・。
ところが調べたところどうやらそれは本当なのです。
2010
今年の京都高校現役の女生徒のセーラー服のスカーフ。襟の途中から無理矢理左右を閉じ、リボン状に結んでいますね。校章や学年章は全く見えないし、横長のMIYAKOのロゴ徽章はリボンの下から覗いています。ブレザー系の学校の子はブラウスに胸元のリボンがあることが多いのですが、セーラー服でそれをやろうとしているのかしらね。セーラー服ファンの方はとしては、どうなんすかね、これ?リボンが小さくなるぶん体が大きく太って見える。これ校則違反にはならないのだろうか。
1977 (30回生が高校2年生だった遙かな昔)
当時しげしげとセーラー服のスカーフなんて見たこと無かったけど、当時の資料写真を確認するとスカーフの下の方でちょびと結んでいるのね。うまく管理すればスカーフの曲線が綺麗に見えたのでしょうね。腕の骨を折ったとき腕を吊るのにも便利そうだ。でも管理していないとだらっと紐状になったスカーフが伸びて出てきてしかも中心から外れたら見苦しい状況にもなったのでは。お昼のお弁当の総菜が引っかかっちゃったりして。それにじっと見ていると、セーラー服の襟が怒った牛の顔に、そしてスカーフが牛の鼻輪に見えてくる。

苦労して完成したイラスト四種を使って総会誌の表紙、プレゼンテーションその他に運用を開始したんだけど、ある実行委の女性が、「(このイラストのように)襟の先からスカーフがはみだして見える(左の図参照)ようにしていると、『いまボーイフレンド募集中』の意味なのよ〜、知っとう?」だって。へー、そうなんだ〜。
私理詰めだから、スカーフのと襟のサイズの設計から言って、絶対にはみだすものでしょう? という事はボーイフレンドの居る女の子は、スカーフのこの部分を折って糸で縫っていたってこと?ま、そういうのに御縁は無かったから、と負け惜しみを言う訳じゃないが、当時男子はそんなの知らんかったと思うぞ。男子が知らなければこのサインの意味ないし。ここが出ているからセーラー服が可愛く見えて良いんじゃないかと思うんだけどね。昔の日本人女性は結婚すると鉄漿(おはぐろ)を塗ったね。(塗らされたのかも) 可愛い白い歯を黒く塗って気持ち悪い外観にして「もてなくした=浮気出来なくした」のだろうか。なんかそれを連想する。私はもう一生セーラー服の女の子を描くなんてことは無いと思うけど、スカーフをはみ出させたセーラー服を着た女の子が好きだと言い続けたいぞ。単純にそのほうが可愛いから。

ということでウエブマスターの結論としては、今も昔も突っ張らずに、セーラー服のスカーフは普通に、清潔に、ちょうどいいところでストッとかわいらしく綺麗に結んでいるのがいいなあ、と思います。
え? このページは一体何を言いたいページなんだって?
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