2010年度常磐会テーマ



BGM入り2010年度常磐会総会記録自動スライドショーDVD ・・ こちら


常磐会総会/懇親会/記念イベントを据え置きカメラで録画したDVD7枚分のデータから、休憩中やガヤガヤした宴会風景をカットしたら、DVD2枚のダイジェスト版に編集出来ました。Disc1には行橋市民会館で行われた精華女子高等学校吹奏楽部演奏会、Disc2には京都ホテルの2010年度総会・懇親会の模様をドンぴしゃ4.5GB収録。予約済みの10名の方にだけ限定製作してお届けします。思ったより面倒だったので追加注文にはお応え致しません。
イベントに入場された方から、御礼の葉書をいただきました。:
前略
先日5日の常磐会イベント精華女子高校演奏会ではたいへんお世話になりました。厚く御礼も申し上げます。孫と行く予定でしたが、都合で主人と参加いたしました。主人は足が少々不自由ですが、さりげなく両側より支えて下さり、当番期の方々の細やかな心配りに感銘いたしました。ありがとうございました。主人からも呉々もよろしくと申し上げております。お疲れ様でした。大盛会でおめでとうございます。
9月6日 9回生 浦野豊子








In the springtime of my life, I dreamed a dream with you.
Im Fruehling meines Lebens, wir beide hatten Traeume.
Au printemps de ma vie, j'ai reve d'un reve avec toi.

2010年9月5日(日曜日)
常磐会総会懇親会「蒼き季節 君と夢みし」記念
「精華女子高等学校吹奏楽部演奏会」へようこそ
2010年度常磐会総会「蒼き季節 君と夢みし」実行委員会主催の記念文化イベント「精華女子高等学校吹奏楽部演奏会」を行橋市民会館で開催いたしました。結果を先言うと、チケットは完売、当日はスタッフが立ち見になったぐらいで、朝から当日券を求めて並んで下さった方の為に残余の来賓席約20席を解放ちょうど満員のお客様をお迎えし、精華吹奏楽部員のひたむきな熱演奏に会場も感動、一体になったコンサートになりました。御来場の方から寄せられたおはがきやアンケートにもこんな楽しいイベントは覚えがないとお褒めを通り越して御礼のメッセージを多くいただけました。光栄なことです。遠距離等の理由で来られなかった同級生の為に当日のコンサートの様子とメーキングを詳しく解説します。音楽祭だから言葉で伝えにくいけれど感じて欲しい。

日時2010年9月5日(日曜日)9:00〜
場所行橋市民会館

準備作業・バックヤード
地道だけど良いイベント開催の為の9割はこの設営、リハーサル、場内整理、駐車場整理という裏方作業で決まります。残暑厳しいなかでしたが全員がモチベーション高く、おもてなしの心を持って取り組みました。
暑い中の駐車場誘導。スタッフには「旅立ち編」をモチーフにしロゴを刺繍した揃いの白・黒ポロユニフォームを配布しましたが、駐車場係は類似のシャツなら着替えを認めるくらいに皆汗だくの仕事でした。京都高校を受験できる第1学区にある中学校のブラスバンド部員に無料招待状をお送りしました。混雑を避けるため招待中学生は早めに入場をお願いし、前部席のほうに御案内しました。



W850mm x L7000mm 市民会館正面ゲート上横断看板

大型バス2台の大勢で来てくれる精華女子高吹奏楽部にベストなパフォーマンスをして戴くため会場を設営するバックヤード組はまさに奮闘。特に第一部のクラシックステージでは多数の「ひな壇」を積み、第二部のポップスステージ迄の5分間という短時間にその全ての「ひな壇」を撤去しお客様にそれと感じさせないよう静粛さを忘れずもとあったように整然と積み上げねばなりません。また開演前後は銀幕スクリーンを降ろしスライドを投影するのですが、既に演奏者用の椅子が設置されているので空中に静止させるという緊張を伴う作業はカマとシンゴの役目。イベント正副委員長ケイゾーとミテンの指導の元皆さん暑い中気力も体力も使う仕事でしたが意欲をもって良くこなしてくれました。上記4枚の画像は2010年9月4日のイベント直前日の準備風景の画像ですが2011年9月になって入手したものなので20111001にアップロードするものです。
各種看板類はタッキーを長とするマエスト親衛隊のオリジナルデザイン。看板の視認性よりも柔らかな時空を超えた「蒼き季節」に帰って来たような会場の雰囲気作りを優先しました。緑色の文字はHG正楷書体PROフォントを縦方向に110%延伸した上品なフォントを使用。両脇には音楽祭にをイメージしてフルート編自転車編のイラストと春と冬の背景を伴ってレイアウトし、フルカラーインクジェットで耐水合成紙に印刷しました。幅8メートルの横断大看板にした理由はこの下で全員揃って記念写真を撮りたいと願ったからでもあります。実はイラストプロデュースのタッキー、この画像のイラストレーター入力のイッペイが製作責任者欄の署名を書き込んだのですが、PC上のディスプレイでは見えない位に小さく書いたつもりですが、8m看板にしてみると結構目立っていて・・。気になった方ごめんなさい。
プラカード看板も大看板と同様の柔らかな色遣い、外国人の入場も想定した日英併記で制作しました。また、卓上用の看板も今回看板屋さんに無理お願いして、「V字型」に組合せ机の上に自立させ、いろんな方向から御来場者に見やすく致しました。総会・懇親会の看板も同様です。精華女子高等学校の子供達のランチは、精華の生徒のお父様が京都ホテルの中華料理部門の料理責任者をされていることがわかり、勿論京都ホテルに発注しお父様の手作りの特製ランチボックスを届けました。心なしか豪華で食べやすく、おいしかったです。



W800mm x L12000mm 市民会館ステージ横断看板

会場4列目に3000ルーメンの出力のプロジェクターを設置、コンサート前後には銀幕を下ろして御来場感謝や携帯停止などの注意書き、或いは演奏終了後のバスの運行日程等を流しました。3000ルーメンあれば十分だと感じました。緞帳はあえて下ろさず、精華の生徒達の鍛えられた整然とした入退場をあえて見ていただけるようにしました。 御来場のお客様にはもれなく、総会誌、当日のプログラム(栞)、アンケート、サイリューム(緑色の発光ブレスレット)を配布しました。
本年度の明るいデザインの総会誌は封筒をあけた中学生からも「かわいーい」の声が聞かれましたね。当たり前のことではありますが足の悪い方を補助して会場に御案内申し上げ、御礼の葉書も戴いています。
イベントに合わせてマエストロ親衛隊が特別に製作した、クリアフォルダー(A・B2種類)、団扇(うちわ)、刺繍入りワッペン等のグッズを販売致しました。
それぞれ300円。(刺繍ワッペンは700円)本当は子供達には無料とか学割も設定したかったんだけど混乱を避けることを優先した判断をしました。子供達ごめんね。でも多くの方々にお買い上げをいただけました。ありがとうございました。
演奏会開始

午後1:30よりいよいよ一般入場。
外は暑いので万一の熱中症等発生しないよう迅速を最優先に受付カウンターは三連に拡大、受付作業をスムースにこなせるようにしました。チケットは完売だったので販売活動は無かったのですが、当日券を求めて並んで下さった方の為来賓席を解放約20名の方の御入場を受け入れ満員となりました。満員の行橋市民会館。招待中学生は早めに前のほうから詰めて着席してもらいました。実はマーチングバンドは全体の動きの良さ、音のバランスを楽しむ為やや後ろから見た方が良いので来賓席や一般席は後方になっているのです。でも若い諸君には耳や腹に応えるドラムのサウンドは心地よかったではないかな。
総合司会は総会実行委員長たっちゃんこと森辰彦君広報委員フルートさんこと土肥(今倉)慈子さん。二人は30回生現役の時の京都高校ブラスバンド部の部長(トロンボーン担当)と副部長(フルート担当)でした。フルートさんは会場の8メートル大看板にも描かれたフルートを持つ少女のモデルであることは30回生はみな知っていますね。彼女の少女のような澄んで良く透る高い声とたっちゃんの軽くハスキーだが高めのまじめな話しぶりの声は良い組合せの司会でした。二人とも装いも良く、やはり精華の吹奏楽部の意味が一番わかる二人をMCに起用したのは正解でした。
※ところで、二人の持つ式次第カバーは、「せっかく綺麗に出来たプログラム(栞)にメモを貼り付けるのは製作者に申し訳ない、とB5版に縮小して透明カバーを掛け、片手で持っても腰がしっかりしたもの」でした。まあそこまで手間をかけるなら制作者としてはオリジナルのままどんどん使ってもらっても良いTPOだったと思うけど、この二人らしい誠意が感じられるエピソードです。結果的に片手で持ってちょうど良い美しい出来映えのMC原稿カバーでした。
第1部 クラシック編 
ショスタコーヴィチの祝典序曲
夢への冒険・ルイ・ブージョアーの賛歌による変奏曲等のでクラシック曲で第1部開演。精華の演奏技術を見せつけるような音です。音の澄み方、伸び方、一体感が違う。精華を知らない「女子高のバンドでしょ?」という偏見は完全に払拭され演奏五分で感動の涙。
精華女子高指導者の櫻内先生の発案で祝典序曲を京都高校吹奏楽部とのバンダ(二つ以上の吹奏楽団のコラボ)を行いました。京都高校の生徒はステージ対面に陣取り元気に演奏しました。いきなりの見せ場である前後のステレオ演奏に会場は喝采を送りました。
第2部 ポップス編
5分間の休憩の後、派手な衣装に切り替えて第2部ポップス編に。エル・クンパンチェロ、「嵐」メドレー、ザ・ヒットパレード、ドリームガールズ、ペッパー警部、きよしのズンドコ節、永遠にともに、こちら葛飾区亀有公園前派出所、ミュージカル、美女と野獣と続きます。
精華のすごさは演奏は出来て当たり前、バレエ、或いは新体操に近いアクロバティックな動きの素養まで子供達が身につけ堂々とエンターテイメントを展開することです。
ステージでの「永遠にともに」に合わせて、会場には2000本のサイリューム(発光ブレスレット)が配布されステージと一体になって会場の緑に染めました。精華の公演ではサイリュームは頻繁に使用されるのですが、通常ピンク・黄・オレンジ・緑・・・とメーカーが色を取り混ぜて納品してくるのですが、そこはこだわりの30回生、逆に精華の子供達を驚かせてやろうとテーマカーラーの緑一色に統一したのサイリュームを入手して会場を「蒼き世界」或いは「心の故郷」をイメージする幻想的な場所としました。
精華は「W E LOVE(ハートマーク)常磐会」というボードを手作りして持ち込んできてくれました。素晴らしいサプライズをありがとう。「美女と野獣」の着ぐるみ衣装は精華の保護者達の手作りと聞いていますが見事な物です。
第3部 マーチングドリル・カラーガードショー・パーカッションショー
チャイコフスキーくるみ割り人形
ドヴォルザーク新世界より
アイ・ハブ・ア・ラヴ
トゥナイト
ライズアゲイン
アンコール
シャインダンス
ヤングマン(YMCA)
精華と言えばマーチングなのです。ワールドチャンピオンも受賞しており間違い無く世界のレベルのショーが展開されています。惜しむらくは彼女らが全力を見せるられる広さでは無いということでしょうか。肩が上下しない特殊な歩行方法、全く乱れのない整列・解散・回転そして勿論リズムも。見る人はただ圧倒されるばかりの光と音の渦。彼女らの青春の情熱をちぎって音に籠めて送り出しているような、いや音の固まりをぶつけられているような迫力でした。カラーガードの幾何学を計算したような次々と連続して変わる色と形の表現、バトントワラーの重力を感じさせないようなアクロバティックで躍動感のある動き。見とれてしまいました。来年の常磐会総会も精華に来て欲しいと余計なことまで思いました。精華の子供達、「蒼き季節 君と夢みし」は君たちのことだと思います。今日は良くぞ遠くから来てくれました。本当にありがとう。

アンコールを終えて御礼の花束贈呈
客席も一体になったアンコールのヤングマン(YMCA)の後、京都高校現役3年生のモモカさんとヒカル君による感謝の花束贈呈です。モモカさんより指導・指揮の櫻内先生へ、ヒカル君より精華吹奏楽部のキャプテンにそれぞれ花束が手渡されました。モモカさんも京都高校吹奏楽部でサックスを担当していました。
二人とも非常な緊張感があったと思いますが立派に出来ました。総会でも頑張ってくれたんだよね。ありがとう。会場に招待した約350名の中学生達もきっと大きな物を持って帰ったと思います。
常磐会は素晴らしいイベントを紹介して、京都高校に入学したい子供達にアピールしたかったんだけど、こりゃ精華女子高に入学したい子が増えちゃったか(^^;
画像でも見ていただけるとおり、精華の生徒達の立ち姿の美しいこと!全員ふらりともしません。企画者として精華の統率ぶりを客席に見てもらうため、あえて緞帳を下げていない状態でステージへの入退場をしてもらいました。精華の皆様ありがとうございました。
櫻内先生には御無理をお願いしてそのままお残り戴いて、総会懇親会への御来賓として御参加を戴き貴重なお話を伺うことが出来ました。

集計データ
イベント委員会発表の精華女子高等学校吹奏楽部演奏会の入場者数は下記の通りです。
・前売りチケットによる入場者 486人
・当日チケットによる入場者 45人
・無料招待による中学生/高校生入場者 241人
・その他招待券入場者 18人        
・スタッフとして総会実行委委員会動員は87名(30回生69名、43回生14名、55回生4名) ・・・ 総合計877人
・一方行橋市民会館の有効シート確保数は839席 
・更に液晶プロジェクタとコンピューターに6席、音響/照明用コンソール席5席を専有しているので有効座席数は828席
単純に計算すると立ち見が49名(勿論実行委員会スタッフが立ち見です)という文字通りの超満員の盛況ぶりでした。



17:00からは場所を京都ホテルに移して総会懇親会です!
2010年(昨年)度の30回生主当番の「協力回生の集い」の様子は・・こちら
2010年度 総会の様子は・・こちら
2010年度 懇親会の様子は・・こちら 


2010年5月8日 母校吹奏楽部にて器楽クリニック
期日: 2010年5月8日 土曜日
     2010年5月15日 土曜日
時間: 両日とも 13:00〜16:00
場所: 京都高校
クリニック対応パートと講師は下記の表を御覧下さい。
※ 15日のクリニック終了後講師による模範演奏があました。「木管五重奏」と書いていいのかな。
このクリニックで京都高校ブラスバンド部の技術が上がり、良いパフォーマンスをしてくれることを祈ります。 ・・・ 詳しくはこちら